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「お題シリーズ-拍手御礼-」
恋のうた

三千世界の烏を殺し

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少しはお休みになってください

いい加減聞き飽きた言葉を残して部屋を出て行った娘に、土方は肩をすくめた
控えめに部屋の片隅に置かれているのは、熱めに淹れた茶と茶請けの干菓子だ
文机ではなく、部屋の隅に置いておくところが千鶴らしい
あんなところに置かれれば机の前を離れざるを得ないし、机から離れれば仕事の手も止まるというものだ

長年、小姓として傍にいたからだろうか
千鶴は、土方の動かし方を心得ていた

「いつの間にか知恵をつけやがって」

そうぼやくものの、土方の表情は和やかだ
机から離れた土方は壁に背を預け、茶に手を伸ばした

「茶と干菓子で俺を懐柔するってのかよ」

苦笑しつつ、干菓子を口に放り込む
甘いものはそれほど得意ではなかったが、今は嫌な気はしなかった
疲れをとるには甘いものが一番だという千鶴なりの思いが伝わる

「・・・大の男が干菓子につられてりゃ世話ねえな」

土方さんは働きすぎです
なんで全部ひとりでやろうとなさるんですか

そんな文句ならいくらでも言えるくせに
大人の男を本当の意味で休ませる術はまだ知らない初心な娘
甘い菓子などではなく、男にとってはもっと甘いものがあることを
あの娘が知る日はいつのことか

それを教えるのは誰なのだろう

ふと、そんな思いが脳裏をかすめたけれど
どたどたとこちらに向かってくる騒がしい足音に我に返る
ちらりと目をやった先には、とうとう昨夜は使うことのなかった布団がそのままになっていて

「・・・朝寝ができるのは、いつのことだろうな」

それは
雑事に追われることがなくなる日のことか、それとも

干菓子を茶で喉の奥に流し込むと、土方はゆっくりと立ちあがった


三千世界の烏を殺し 主と朝寝がしてみたい

*この都都逸であえての土方w


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~ Comment ~

 

敢えての土方さん!
素敵だー。
千鶴になりたい…。

 

おお、そう来ましたかっ
いいねぇ何だか薄桜鬼っぽい一場面だ。
部屋の片隅にお茶を置く千鶴、賢そうで好きだなー
「それとも」の後、いろいろ考えてしまった

それとも、死んじまって二度と目覚めねえ朝を迎えることになるのかもしれねえな

とかさ。

それでこそ副長かな、みたいな。


この都々逸は本当にいいよね。
ファンタジックな画も浮かぶし、艶かしくもあり。
本当に高杉が詠んだのなら(確定してないらしいね?)、彼は天才だったのかも。

あーやん&ぐりんたん 

これまた早々にコメントありがとう!
毎日アップしてるわけじゃないのに
なぜ更新がばれるのだw
いや、嬉しいけれども!

◇あーやん

はい。敢えての土方だ
セオリー通りなら高杉なんだけど
なんかそのまま書いちゃうのもどうかなあと

>千鶴になりたい…。

あれ。桂はもういらねえのかい 笑

◇ぐりんたん

うん!
久しぶりに薄桜鬼っぽいの、書いてみた
でもやっぱり副長×千鶴は、恋愛未満になっちまうw

>「それとも」の後、いろいろ考えてしまった

お!

>それとも、死んじまって二度と目覚めねえ朝を迎えることになるのかもしれねえな

おおっ!これもありだね!
実際「それとも」の後はなーんにも考えてないんだけどw
でも、これホントに副長っぽいよね

>この都々逸は本当にいいよね。

同感。
だいたい、「三千世界」なんて言葉、思い浮かばんぜよ

>本当に高杉が詠んだのなら(確定してないらしいね?)、彼は天才だったのかも。

高杉説が有力ではあるみたいだけど、ほんとのところはわからないらしいねえ
でも、高杉っぽいような気もする
贔屓してるわけじゃなく(ほんとかよw)高杉は文武両道に優れた人物だったそうな
個人的には、この都都逸は高杉作であって欲しいと思うよ

あ、桂&久坂の都都逸も見つけたよ!
機会があれば書いてみる―

 

もちろん、桂さん大好きだよっ!
桂さんへの愛は格別なのです♡
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