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薄桜鬼 (feat.グリーンさん)2

第98話 冬萌え

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こちらはぐりんたんとのリレー小説 第98話 です
もうね どこまでもいっちゃおうと思うのーw( ̄o ̄)w
第97話はこっち → 第97話 看病は三文の得



「総司はどこ行った?」

新撰組副長が、一番組組長の不在に気付いたのは午後も遅くになってからだった
土方自身は昨夜から部屋にこもりっぱなしで、朝餉にも顔を出さなかったから
幹部連中が土方と顔を合わせたのも、今日はこれが初めてということになる

広間にいたのは斉藤と原田の二人だ
平助と新八が午後の巡察に出ていることは、当然土方の頭に入っている
そして、土方の記憶では一番組は今日は非番のはずだった

「知らねえ。そういえば朝から顔見てねえなあ」

槍の手入れをしながら、原田が呑気に答える

「斉藤、おまえ知ってるか?」
「申し訳ありません。存じません」

斉藤の咎ではないのだが、まるで自分が悪いかのように斉藤は頭を下げた

「なんだよ。珍しいじゃねえか。土方さんが総司を探すなんて。総司に用でもあんのか?」
「そういうわけじゃねえけどよ」

土方は苦笑しながら言葉を濁す
用があるといえばあるのだが、おおっぴらに言うつもりはなかった
別に原田や斉藤を信用していないというわけではない
ただ、「知る者は最小限に」が自分の方針だというだけの理由だ

「急ぎなら探すか?」
「・・・いや、そこまでするほどのことじゃねえ。夜には戻るだろうし、それからでも構わねえよ」

いないのならば仕方がない
ここで探し回って要らぬ詮索をされても困る
土方はあっさりと次の策へ思考をめぐらせた

「千鶴はいるか」
「いねえよ」
「・・・は?」

泣く子も黙る新撰組副長の、間の抜けた声など滅多に聴けるものではない
原田は槍を拭く手を止め、斉藤は僅かに片眉をあげた

「いねえ、ってどういうこった」

声に鋭さを纏わせて、土方は二人をぎろりと睨みつける
いや、本人は睨んでいるつもりではないのだろうが、誰が見てもその目は怒っている

「・・・俺は何も頼んでねえぞ」

それは言外に、自分の用以外で千鶴が外出することなどあり得ない-そう言っていた
土方とは長いつきあいのふたりだ
これはやばいと察知するのは早かった

「夕餉の買出しじゃねえのか」
「源さんになにやら頼まれていたかと」

慌てふためくというよりは、しれっとした様子の二人に土方は忌々しげに舌を打つ
この二人の、一を聞いて十を知ることができる能力は高く評価している
してはいるが、こういう場ではかえって厄介だ

振り上げた拳の行き場がねえじゃねえか

内心でそう毒づきながら、土方はむすっとした表情を崩さぬままひとつ息を吐いた

「・・・いねえのならしょうがねえ。千鶴が戻ってきたら、すぐに俺んとこに来るように言ってくれ」
「急ぎなら探すか?」

先ほどと全く同じ言葉を吐きながら、原田は槍の手入れを再開する
斉藤は自らで淹れた茶に手を伸ばした

「いや、いい」

探すつもりなんざ、これっぽっちもねえじゃねえか

短く答えると土方はあっさりと広間を出て行った


総司も千鶴も不在となれば、考えていた策は使えない
面倒なことだ
そうは思ったものの、ぼやいてばかりもいられなかった
事は急を要するのだ

次の手を考えるか

広間から副長室へと通じる縁側で、土方は足を止める
ここ数日降り続いていた雪はようやく止んだが、おかげで庭は真っ白だ
千鶴が熱を出して寝込んだのも、この雪の中で遊びまわったからだ-と言った総司の言葉を真に受けるほど、土方はお人よしではない

どうせてめえが何かしたんだろうが

形の良い眉を吊り上げて説教をしたものの、総司に通じるわけもなく
けれど、甲斐甲斐しく看病をしていたところを見ると、少しは責任を感じなかったわけでもないのかもしれない-確証はまったくないが

あいつが看病とはな

幼い頃から寝込むことが多い奴だったが
高熱にうかされながらも、道場に向かい竹刀を手にした
いい加減にしろと怒鳴っても、頑として言うことをきこうとはしなかった
布団に寝かせるために、竹刀で叩きのめしたこともある

病人相手に本気で竹刀を振り上げるなんざ、今思えば本末転倒だな

あの頃は、総司はまだ幼くて 
強いとはいっても、体格の差と力技で押さえ込むことができた
理屈ではなく 感情でもなく ただただ体力的な有利さだけで
けれど今ならどうだろう

誰が奴を止められるだろう

ばさり、と
鈍い音が耳に届く
音の方に目をむけると、それは松の木に積もった雪が地におちる音だった

もしかしたら

理由はない なんの根拠もない
けれど、瞬間的に確信にも似た思いが脳裏を掠める

あいつなら止められるかもしれねえな

白く染まった松の木の根元
凍てつく冷たさのその中に、小さな小さな緑の新芽が顔を覗かせていた


*ぐりんたんの総司ルート読んでたら、副長が頭から離れなくなったw
  どこが沖千なんだと言われても、沖千です
  ちなみに 「急を要する件」がなんなのかは 私にもわかりませーん( ̄^ ̄)ゞ

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~ Comment ~

 

…え?
なんじゃこりゃw
これを続けるの?私が?
うさぴょん、鬼畜通り越したなw
いっそ晴ちゃんにバトン渡したい\(^o^)/

細かい感想は後で書くけど、うさぴょんが私の総司ルート読んで土方を書きたくなった、ってのが嬉しいなあ。

ってかなんだよ要件って!おい!
  • #3089 ぐりん(山南とは離縁) 
  • URL 
  • 2016.02/06 07:59 
  •  ▲EntryTop 

 

はぁい♡
呼ばれて飛び出て晴子でぇす♡
正月明けからヤバかった仕事がなんとなく落ち着いてきたので、やっとコメント出来るぅ( ´ ▽ ` )ノ
副長の用事はね、山南ぐりんを買いに行かせようと思ったのだと。
お菓子の類は総司が一番売ってる場所知ってて、次に千鶴ならハゲ親父探しの時に見かけたことがあるんじゃないかと思ったの♡
副長は山南ぐりんを噛んでぐりんたんを幕末に召喚。
ぐりんたん幕末で大はしゃぎ!
なんちゃってー♡

また後できまぁす!


NoTitle 

改めまして!アップありがとう!

>もうね どこまでもいっちゃおうと思うのーw( ̄o ̄)w

うん、どこまでも行こうよ。

ただ今回は本当に固まったぜw

原田も斎藤も総司の行方を知らない。
むしろ何?隠してる感じ?

>斉藤の咎ではないのだが、まるで自分が悪いかのように斉藤は頭を下げた

これ斎藤っぽいねえ。
謝るあたり、何か知ってるのかな?なんて思ったけど、
知ってても知らなくてもどっちでも大丈夫!的な流れに戦慄したw
これ続きマジでやばい。

>「千鶴はいるか」

総司不在で、次の策が千鶴って!!!
なにこれ超気になる!!

私に続き書かせたら、ギャグになりそうな気もする。

>自分の用以外で千鶴が外出することなどあり得ない-

おおっ
これ萌えた!
別に、土方が千鶴に恋愛感情持ってる~とかそういう話じゃなくてさ。
この確信が、なんかいいね!!

>「急ぎなら探すか?」
>先ほどと全く同じ言葉を吐きながら
>斉藤は自らで淹れた茶に手を伸ばした

なんだこのコメディ感!!
すっげーほんわかしたぞ!
何で二人ともしれっとしてんのw
食えねえ奴らだ。大好きだ!

こっからの土方の独白、すごく嬉しかった。
前回の私の話をちゃんと絡めてくれてさ。
あーやっぱうさぴょん分かってくれてるんだなーって、ジンときた!
ありがとう!

>布団に寝かせるために、竹刀で叩きのめしたこともある

なんか笑っちゃったw
土方って怒りんぼだから、そういうこともあったかもしれないね!
総司は悔しそうにしながらも、負けちゃったから布団に入るんだよ。
いいなあこの二人!

>あいつなら止められるかもしれねえな

土方の予感は正しかったと、薄桜鬼総司ルートでは証明されるよね。
あーんどうしよう!やっぱり沖千が好きだああああああ


で、なんだったんだ土方の用件は。
うおおお参る!!

NoTitle 

晴ちゃんw
天才!!!w

 

今気付いたの!

>凍てつく冷たさのその中に、小さな小さな緑の新芽が顔を覗かせていた

ホラホラホラホラ!!
やっぱり山南ぐりんだよ!

ぐりんたん&晴たん 

コメントありがとー!

◇ぐりんたん

お待たせしました
リレーの続きでございまする

>これを続けるの?私が?

リレーですからねえ
次はぐりんたんの番ですよねえw

>うさぴょん、鬼畜通り越したなw

なんとでも言って
もうね 何を言われてもびくともしないのー

>原田も斎藤も総司の行方を知らない。
>むしろ何?隠してる感じ?

いや、あんまり深く考えて書いてないですw

>知ってても知らなくてもどっちでも大丈夫!的な流れに戦慄したw

戦慄てww
どこのホラー映画じゃw

>なにこれ超気になる!!
>私に続き書かせたら、ギャグになりそうな気もする。

ギャグでいいよー
ってか、はっきり言ってなーんにも考えてないのよ今回!
スル―してくれてもいいくらいだ(*^_^*)

>別に、土方が千鶴に恋愛感情持ってる~とかそういう話じゃなくてさ。
>この確信が、なんかいいね!!

そうそう!
恋愛じゃないんだけど、なんか副長ってこう思ってそうじゃない?
千鶴は自分のもの!って思ってるわけじゃないんだけど
飼い犬みたいな気持ち? 笑

>前回の私の話をちゃんと絡めてくれてさ。
>あーやっぱうさぴょん分かってくれてるんだなーって、ジンときた!

良かったーーー!
ぐりんたんの総司ルートでも話してたけど
副長と総司って、ホント特別な感情があると思うんだよ ←変な意味ではないぞ
近藤さんとの関係とも違う、不思議な関係っていうのかな
個人的には、兄弟に近いというかなんというか
そういうふたりを書きたかったのー

>で、なんだったんだ土方の用件は。
>うおおお参る!!

なんでもいいよ

◇晴たん

>正月明けからヤバかった仕事がなんとなく落ち着いてきたので、やっとコメント出来るぅ( ´ ▽ ` )ノ

お疲れ様ー!

>副長の用事はね、山南ぐりんを買いに行かせようと思ったのだと。

どわはははは!
ぐりんたんも言ってるけど、晴たん天才!
いいよいいよ!
この路線で走ろうぜ!!

>副長は山南ぐりんを噛んでぐりんたんを幕末に召喚。
>ぐりんたん幕末で大はしゃぎ!

狂喜乱舞するぐりんたんが目に浮かぶぜw

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