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薄桜鬼 (feat.グリーンさん)2

第62話 ぬくもりは確かにそこに在った(後編)

 ←第62話 ぬくもりは確かにそこに在った(前編) →その背に手が届くなら

*こちらはグリーンさんとのリレー小説 第62話(後編)でございますww
  いつのまにやら、新撰組も土方も千鶴も出てこなくなりました・・・・

  第61話はこっち  → 第61話 祭りの後



その知らせを受け取ったのは、新緑の頃だった。
陽光きらめく眩しい季節には不似合いな知らせに、俺は顔を顰める。
風の便りには聞いていたが、それでも俄かには信じられなかった。
けれど、それが嘘でもなんでもない、現実のことだということもわかっていて。

高杉晋作という男とは、妙な縁だ。
友人などという存在ではなく、もちろん同胞であるはずもない。
かといって敵対する関係かというとそういうわけでもなく。
確かに奴は長州藩士で、薩摩藩に属する俺とは対立する立場のこともあった。
だが、奴はそんな俗世の括りに縛られるような男ではなかったし、俺とて人間が勝手に決めた縛りに従う気などさらさらなかった。

不思議な男だった。
自由で奔放で、破天荒で。
けれどその裏で、実に綿密な計算をしている男だった。

俺は奴が嫌いではなかった。
奴の生きざまは人間などにしておくには惜しいほど誇りに満ちていた。
この動乱の時代を駆け抜け、そして時代の幕を開けた男。

その高杉が死んだと聞いた俺の脳裏に真っ先に浮かんだのは。
死した奴への弔いの言葉ではなく。

あの女はどうしただろうか。

なぜかはわからない。
けれど、言い様のない何かを感じ、俺は萩へと足を向けた。


旧い馴染みの男が言う。
-高杉はあいつの心を持っていっちまった。

長州の鬼が溜息をつく。
-知らねえ間柄じゃねえからな。

俺は、あいつがいるという海辺へと向かった。


打ち寄せる波に足を洗われながら、女は海を見つめていた。
初夏の日差しにきらめく海。
青い空に白い鳥が羽ばたいていた。
その鮮やかな色彩のなかで、女の姿だけが色をなくしているように見えた。

「-おい。」

佇む女の背に呼び掛けてみても、反応はない。

「おい。」

もう一度。
ようやく女が-紫苑が振り向く。
けれど、その琥珀の瞳はなにも映してはいなかった。

こんなにも儚い女だっただろうか。
京にいた頃は。
高杉とともにいたあの頃は。
控えめでありながらも、なぜか目を惹く艶やかささえ纏っていた女だったのに。

今の紫苑は。
触れれば消えてしまいそうなほど儚げで、そして生気というものが感じられなかった。

高杉はあいつの心を持っていった。
そういった桂の言葉の意味がわかる。

生きてはいる。
だがそれは、肉体として息をしているというだけのことだ。

俺はゆっくりと紫苑に歩み寄る。
紫苑は微動だにせず、俺を見つめていた-空洞のような目をして。

「-紫苑。」

俺がその名を口にすると、僅かに瞳が揺らめいた。

「紫苑。俺がわかるか?」

覚えていないはずはない。
だが、記憶しているかどうかは問題ではない。
俺という存在を認識できるのかどうか-紫苑が現実を見ることができるのかどうか。

答えない紫苑にそっと手をのばす。
紫苑は焦点の定まらない眼差しを俺に向けている。

「紫苑。」

僅かに。
紫苑の目に光が宿ったような気がした。
彼女は、その名を呼びながら伸ばした俺の手を掴んだ。

それが合図だったかのように。
表情のなかった彼女の顔が、みるみる苦悶に歪んでゆく。
その瞳から一筋の涙が流れ落ちた。

「・・・高杉・・・っ!!」

溢れる涙を拭おうともせず、紫苑は俺の胸に飛び込んでくる。
それを振り払うことは俺にはできなかった。

紫苑の両手が俺の身体を強く抱きしめる。
まるで、そこに在るぬくもりを確かめているように俺には思えた。



*えへ♪(←可愛く言ってみたww)
  なんだかちーさま、可哀想な役回りに思えてきた(汗)
  何が書きたかったかというと、ちーさまの器のでかさかもしれない(笑)
  グリーンさぁん!もう別ルート行っちゃってかまわないよー!!

 



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~ Comment ~

 

そっちかよwww

ごめん色んな意味で吹き出してしまった!
兎放置w

グリーンさん 

>そっちかよwww

こっちです(笑)

>色んな意味で吹き出してしまった!

あ。やっぱり?(滝汗)
ごめーん!!!
もうね、頭がツダケン・・・風間一色でwww

>兎放置w

がらっと話かえてくれていいからっ!!
斉藤×千鶴でも
いっそ総司×千鶴でも怒らないからーっ!!




 

ツダ…もといちーさまフィーバーなんだね、気持ちは分かる!!

>総司×千鶴でも

ぴくっ

あ、そうだ!
「私が」総司に刀突き付けられるシーン、いつか宜しくw

 

ーーー!!!
そ う き た か ー !!
はぁぁ。
娘送ったらゆっくりコメしますっ( ̄^ ̄)ゞ

 

改めまして、おはようございます(o^^o)
そして、前後編のアップありがとうです♡

いやぁ…良い意味で、裏切られた感じがして、ゾクゾクしました。
高杉さんの名前が出てきたと思ったら…そういうわけですか…。
そうか…女2人、抜け殻になってしまったのね。
そして、風間…。
ってか、風間、良い男すぎませんかっ?!
こんな懐が深くて大きな男…惚れないはずがないですーっ!!
桂さんの次ですけど。

高杉って、不思議な魅力のあるひとなんでしょうね。
だいたいどこで出てくる高杉さんも、破天荒で言うこと突拍子もなくて…って感じですけど、それでも粗野にならないのは育ちのよさ所以だろうし、何よりも人を惹きつけてやまない、不思議な求心力のある人だったんだろうなぁ。
高杉さんが労咳で死んじゃうのは史実では仕方ないことなんですが、なんだかやるせないですよね。
本人もイギリスに留学したかったみたいだし、イギリス行って労咳治しちゃえたらよかったのに…と思ってしまいます。

あとは風間ーっ。
なんだかかわいそうになってきたので 笑
彼にも良い人が現れてほしいですね 笑
うさぎさんでもグリーンさんでも駆け付けてあげてください 笑

 

アップありがとーです、改めまして!!

>陽光きらめく眩しい季節には不似合いな知らせに、俺は顔を顰める。

ちょうど今くらいの季節ってことかー。
みんな5月が命日?
土方とか総司もだよね。違ったかな…

この後の風間の語りは、しんみりと読んだよ。
友人じゃない、でも嫌いではない。
ただその死を惜しんでるって感じで。

>奴の生きざまは人間などにしておくには惜しいほど誇りに満ちていた。

この文章、すてきー!!
5月のきらきらした光の中に、高杉がいるイメージ!

>あの女はどうしただろうか。

千鶴(本編)でも思ったけど、ちーさまって、彼女たちのこと放っておけないんだろうね。愛情とかはひとまず置いといて。
片想いに苦しむって感じ、しないもん。

>旧い馴染みの男が言う。
>長州の鬼が溜息をつく。

桂と不知火かあ…
そういえば不知火も高杉に心酔してたよね。
あの頃は、自分がここまで高杉を深く考えるようになるとは思わなかったなーw

こっから先の紫苑の描写、すごい!
海辺の風景は色濃いイメージで浮かぶのに、紫苑はほんと、今にも消えそうに儚げで。ゆらゆらしてる。

なんかね、この時の紫苑はきっと髪下ろしてるんだろうなーって思った。
普段どうなのかは分かんないけど、ここは。

>「・・・高杉・・・っ!!」

あああ…
胸が痛いよ…

ちょっと、これどうすんのw
綺麗どころ二人が揃って抜け殻だよ!
気軽に始めたリレーが(今も気軽だが)こんな展開を迎えるとは誰も予想してなかったに違いない!

これの続きは無理かもー\(^o^)/
そもそも、これの続きってもうあるもんね?
んー
どうしようかしら。

でも、ちーさまにも何かしらの結末が欲しいんだよね。
これじゃ彼女達の保護者で終わってしまうw

兎と紫苑ももう少し正気に戻ってほしいしw

悩ましいわー(≧∇≦)

あーやんさん&グリーンさん 

コメントありがとうございます!

◇あーやんさん

高杉&土方がいなくなって、まさに抜け殻になっちまった女ふたりww
もうグランメイズにはまり込んでるぜ!

>ってか、風間、良い男すぎませんかっ?!

ほんとに!
こんな奴、実際にはいねーよwww
いたら間違いなく惚れる!!

>桂さんの次ですけど

それでも桂が一番なのね(笑)

>高杉って、不思議な魅力のあるひとなんでしょうね

もちろん私らが書いてる「高杉」は捏造なんだけど。
でも実際の高杉もきっとカリスマ性のある人だったんだと思います。
歴史は「勝者の記録」だし、高杉は「勝者側」の人間なので、ある程度美化されている部分もあるだろうけど。
でも、やったことを客観的にみても「すごい」人だったんだろうなあ・・・

>本人もイギリスに留学したかったみたいだし

そうですね。
彼が上海だけでなくヨーロッパも歴訪していたら。
もっと歴史は変わっていたかもしれないし。
彼自身の人生も違ってたかもしれないですね。

>あとは風間ーっ。
>なんだかかわいそうになってきたので 笑

いや、その(汗)
誤解しないでね!!
ちーさまは作者(の片割れ)の愛を一身に受けてるはずなのよ!!
愛されてるはずなの!!

・・・なのに何故ww

>うさぎさんでもグリーンさんでも駆け付けてあげてください 笑

私がいく

◇グリーンさん

>みんな5月が命日?
>土方とか総司もだよね。違ったかな…

高杉の命日は1867年4月14日未明(13日真夜中)ですが
萩から京へ知らせが届いて、それから京を発って・・・と言う感じなので、ちーさまが萩に到着したのは5月っていうイメージで書きましたー♪

>友人じゃない、でも嫌いではない。
>ただその死を惜しんでるって感じで。

ちーさまって、基本的には立場より「人格」を重んじる人(鬼?)のような気がする。
だからゲームでも、土方に「薄桜鬼」って名前を与えたのではないかと。
自分が認めた相手には、心から敬服・・・はしないかもしれないけど、尊重はしそうww

>5月のきらきらした光の中に、高杉がいるイメージ!

うううう・・・・・!!
高杉-----っ!!
私のイメージそのまんまを言葉にしてくれてありがとうっ!!

>ちーさまって、彼女たちのこと放っておけないんだろうね。愛情とかはひとまず置いといて。

なんだかんだ言っても助けちゃうんだよ、ちーさまってば。
それは優しさというよりは、一族郎党背負ってる頭領のサガみたいなもんかもしれないww

>そういえば不知火も高杉に心酔してたよね。
>あの頃は、自分がここまで高杉を深く考えるようになるとは思わなかったなー

私もです!ゲームやってるときは「ふーん。親友って高杉なんだ」くらいの感覚。
正直、高杉がどんなことをした人かも知らんかったww

>この時の紫苑はきっと髪下ろしてるんだろうなーって思った。

うわあ・・・感動!
ですです!
普段の紫苑もあんまり具体的には思い浮かばなくて、結構あいまいなイメージなんだけど
ここは思い切り!長い髪が風に揺れてますww

>今にも消えそうに儚げで。ゆらゆらしてる。

うんうん。そうです!!
嬉しいなあもう!!伝わったー!!

>ちょっと、これどうすんのw
>綺麗どころ二人が揃って抜け殻だよ!

ありゃ。怒られちったww
だからごめんってばあっ!!(半ば開き直り中ww)

>気軽に始めたリレーが(今も気軽だが)こんな展開を迎えるとは誰も予想してなかったに違いない

だいたい書いてる本人たちでさえ予想外の展開(笑)

>これの続きは無理かもー\(^o^)/
>そもそも、これの続きってもうあるもんね?

実はそーなのよねww
結末はできてるのでー

もういいんじゃないかなあ ←誰のせいだww

>ちーさまにも何かしらの結末が欲しいんだよね。
>これじゃ彼女達の保護者で終わってしまうw

確かに!
あーやんさんも言ってるけど、ちーさまがあまりにも気の毒・・・
だけど、もう千鶴くらいしか残ってねーぜ?

>兎と紫苑ももう少し正気に戻ってほしいしw
>悩ましいわー(≧∇≦)

これぞリレーの醍醐味だね♪(おいww)


NoTitle 

今さらだけど!

> いつのまにやら、新撰組も土方も千鶴も出てこなくなりました・・・・

笑った!!!

>うううう・・・・・!!
>高杉-----っ!!

泣ぐな泣ぐな。
おらがなぐさめてやっから。

>それは優しさというよりは、一族郎党背負ってる頭領のサガみたいな

分かる!同じこと思った!
そう考えると土方とちーさまは似てるね♪

>ありゃ。怒られちったww

いやそれは違うw全然怒ってないし!
まじでどうする?どうする?って慌ててうさぎさんにしがみついてるのw

>これぞリレーの醍醐味だね♪(おいww)

ほんとほんとー!

私、なんとなくプロット浮かんだんだけど、でも話にするの難しいー。
いい勉強になるね、このリレー(>▽<)
でもうさぎさん、もうやめたくなったりしてる?ちょっと心配…

そしていつものごとく余談。
森久保さんが振付を完コピした動画は「森久保 KissKissKiss」とかで出てくると思う。
この動画自体は、長くてちと飽きるw
でも森久保さんの動きがキレよくて笑えるのー。

でね、このコピった曲の本物(PV)がけっこうすごかったw
小野大輔さんなんだけど、黒執事セバスチャンの人なんだね。
表情といい衣装といいダンスといい…何ともいえないものがあったw
別に萌えない。むしろ引くw
なのにこの曲妙に頭から離れないww

うさぎさん、グリーンさん 

ゆーちゅーぶ で、風間の声聞きました!

なに、あの、腰にくるようなゾクゾクした声…!

お二人の気持ちがよーーーーくわかりました\(//∇//)\

グリーンさん&あーやんさん 

◇グリーンさん

>いやそれは違うw全然怒ってないし!

ほんと!?
よかったーっ!!
グリーンさん怒ってる?ってすっごく不安だった。
ほら私って小心者だからさw

>私、なんとなくプロット浮かんだんだけど、でも話にするの難しいー

急がなくていいよ!
じっくり練ってくださいませ。

>でもうさぎさん、もうやめたくなったりしてる?ちょっと心配…

なんでーっ!?
リレー以外のネタは煮詰まってるので「うげっ」って思ってるけど(笑)
リレーは絶対やめねえww

>小野大輔さんなんだけど、黒執事セバスチャンの人なんだね。

セバスチャン好きー!!!

>別に萌えない。むしろ引くw

引くんかいw

>なのにこの曲妙に頭から離れないww

あははは!!
あるある、そーゆーこと!!

そうそう!
アマゾンでぽちった写真集、明日届くの♪
また画像アップするねー!

◇あーやんさん

>ゆーちゅーぶ で、風間の声聞きました!

きゃー!!
聞いてくれたのねっ!!

>腰にくるようなゾクゾクした声…!

でしょでしょ!!(←興奮中)
もうね、私が凶器まがいの重低音ヴォイスって言うのがわかってもらえると思うのー!!
あの声で耳元で囁かれたら、一発で落ちるww

あかん。
またツダケンの声が脳内を駆け巡る・・・!!
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