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薄桜鬼 (feat.グリーンさん)2

第60話 視線

 ←四 あのひとのあんな眼差しを俺は知らない →総司の恋物語15-確かなことは君が大切だってこと-

*こちらはグリーンさんとのリレー小説第60話です。
  60話!にびっくりwwwどこまで続くんだこれ。
  第59話はこっち →  第59話 うわ言



不意に。
誰かに見つめられている気がして、兎は足を止めた。
振り返ってみたものの、雑踏の中に見知った顔はない。

なんだろう?
確かに自分を見つめている視線を感じた。
それは不安を感じるものではなく、むしろ穏やかで包み込まれるような、そんな気配だったような気がする。

目を凝らしてみても、そこにはいつもとかわらぬ町並みがあるだけだ。
わずかに眉をよせ、そして小さく溜息をつくと、兎は再び歩き始めた。


「-いいのか?」

遠ざかる兎の後姿を見送りながら、高杉はからかうような口調で言った。
ふん、と鼻をならし風間は視線を逸らす。
手にしていた湯飲みを盆に戻した。

「なんのことだ。」

思いきり不機嫌そうにそう告げるが、高杉は意に介した様子もない。
むしろ、ますます楽しそうに目を細めた。

「とぼけんじゃねえよ。気になるなら行ってやればいいじゃねえか。」
「-呼び出したのは着様だ。早く用件を言え。」

旗色が悪いと思ったのか。
話をすりかえる風間に、高杉は口端をあげる。

「まあ、てめえがやらねえってんなら、俺が行ってやってもいいんだがな。」
「・・・貴様。」

赤い瞳に怒気が宿る。金の髪が逆立ったように見えた。
だが、常人であれば背筋が凍るような風間の様子にも、高杉は眉ひとつ動かすことはない。

「腹を立てるくらいなら、さっさと行けよ。面倒くせえ奴だな、てめえも。」

まだ湯気のたつ茶を旨そうに飲みながら高杉は笑う。
そんな高杉に、風間は毒気を抜かれたように怒りを鎮める。

かわった男だ。

風間は内心で呟いた。

高杉から呼び出しがあり、指定された茶店に出向いたのだが。
そもそも、こうして出向いてきた自分自身が不思議でもあった。
用があるのなら自分から訪ねてくればよいではないか。
いつもの風間であればそう言って、呼び出しなど無視しただろう。
だが、この男-高杉には、そう言わせない何かがあった。
それは初めて会った時から感じていることだ。
なぜなのか、その理由は今でもわからない。

そんな風間の胸中など高杉はお構いなしだ。

「あの別嬪、幕府の犬と別れたんだってな。」
「・・・貴様のその言い方はなんとかならぬのか。」

呆れたように風間は溜息をつく。
そんな言葉は無視して、高杉は続けた。

「まあ、それは正解だろうな。」
「どういう意味だ。」

短い一言。
だがそこに込められた意味はなんだ?
風間は用心深く高杉を見つめる。

「てめえもわかってんだろ-もうすぐ何が起こるか。」

まるで天気の話でもしているような。
そんな軽い調子の高杉の言葉に、風間は訝しげに眉を寄せた。

「これから先、幕府の犬の傍にいても碌なことにはならねえからな。」
「・・・貴様、何を知っている。いや、何を企んでいる。」

高杉は意味ありげに笑う。だが何も答えず立ち上がった。

「ま、てめえが少しでもあの別嬪のことを想ってるなら、当分は目を離さねえこった。」

瞼にかかる前髪を掻きあげながら、高杉は陽気な声でそう告げた。
そのまま踵を返し、雑踏の中へと消えてゆく。
風間はただ黙って、その後ろ姿を見送った-さきほどの兎の時と同じように。
けれどその視線に込められた色は、兎を見つめていたものからは程遠いものだった。


高杉が功山寺で挙兵し、藩の実権を握ったのはそれから間もなくのことだった。
それを機に、攘夷運動は急激に討幕運動へと姿をかえてゆく。

京の町は不穏な空気に包まれ始めていた。


*時系列及び史実は全面的に無視してくださいっ!!


*なんだか迷走してしまっている今日この頃(汗)
  とりあえず書いてみたものの、なんら話は進んでいないぞw
  グリーンさん!もうね、後は好きにしちゃってー!!


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~ Comment ~

 

あーやんさんの提供ネタですな!
(違ったらごめんw)

ってかこっちで来たかー!(≧∇≦)
いやホントにね、思うんです。
うさぎさん、高杉出さずにはいられないんだろうなって!そうだよね、そうだよね!?
うっかり高杉に惚れそうになるのー!危ない危ない!

 

うさぎさんの書く、男同士の会話(いいオトコ限定)って、本当カッコいいですよね。
この、高杉と風間も然り。
高杉って本人は知ってか知らずか、相手の今後を決定付けるような一言をサラッと言いますね。
(うさぎさんの高杉愛をヒシヒシと感じます 笑)
この高杉の言葉があったから、風間は兎と一緒にいることにしたのかなぁ(もう一度約束を より)
あぁ、今後の展開が気になるっ!

そういえば、ここかグリーンさんとこか忘れましたが、イケメン大奥では夏津が好きってありましたけど、私は新大奥しかやってませんが、九条が好きです♡

NoTitle 

ぐふっ

今日ね、オフなんだー♪
用事があって休みとったんだけど、全力で終らせた!

>誰かに見つめられている気がして、兎は足を止めた。

続きを書く身としては、この時の兎のメンタルがどの段階なのか気になるっ
土方を置き去りにしたあとだよね。
でもだいぶ回復してそうだね。

>穏やかで包み込まれるような、そんな気配

これを感じられるくらいだもん。
この文章すごく好き!!
ちーさまがそっと見つめてるんだよね。
いいなぁ…
うさぎさんって、誰かが包み込んでる気配書くの上手いと思うんだ。
高杉が死んだ後の話とか本当に泣けるもん。

>目を凝らしてみても、そこにはいつもとかわらぬ町並みがあるだけ

なんだろう切ない。
きっとそのさらに後ろには青い空が広がっててさ。
「…?」
ってなるんだけど。

>遠ざかる兎の後姿を見送りながら、高杉はからかうような口調で

今日はゆっくりうさぎ小説が読めて本当に本当にうれしい。
週末にいろいろしゃべくったじゃん?(文字でw)
あの辺から頭がおかしいんだよね!
浸りたくてしょうがなかったー!

あ、引用したものに触れないまま叫んでしまったw
この場面の切り替わり(兎の姿→茶店の二人)とか。アニメで再生中。
ニヤっとしてるんだろうなー高杉。
ちーさまも「ふんっ」ってなってんの。
ああ萌える。こんな何気ない茶店シーンだって、今の私ならキャーキャー叫べる!!

>「腹を立てるくらいなら、さっさと行けよ。面倒くせえ奴だな、てめえも。」

いやいやあなたも相当めんどくさい人だと思うけどw
だって高杉から呼び出したんでしょ?
なんなのもうw

>なぜなのか、その理由は今でもわからない。

私も言葉にはできないなーと思う。
高杉が只者じゃないって言ってしまえばそれまでなんだけど。
それだけじゃないよねきっと。
あーやっぱ上手く言えない。

>「・・・貴様のその言い方はなんとかならぬのか。」

ちーさまだってもっとひどいこと言ってたじゃんw
ごめん思わず突っ込んじゃった!!
ん?今気付いたけどちーさまが気になったのは「幕府の犬」じゃなくて「あの別嬪」か?
それなら分かる!!

>「てめえもわかってんだろ-もうすぐ何が起こるか。」
>高杉が功山寺で挙兵し、藩の実権を握ったのはそれから間もなくのことだった。

ああああああ
とうとうリレーに歴史が挟み込まれたかー。
高杉の台詞、かっこいいの。この締めの一文もかっこいい。
でも私「ぐはっ!!!(吐血寸前)」と思ってしまったw

うさぎさんが「史実は全面的に無視」って書いてくれてるのも読んだし、
別に歴史に触れずに続き書いていいってのも分かってる。

でも続けられない自分に腹が立つ!!w

> グリーンさん!もうね、後は好きにしちゃってー!!

おっけー!
好きにする。

好きに…?

総司「呼んだ?」

嘘です!総司は出しませんw

まだなーんも浮かばないけどどうしようかなこれ。
高杉に出張ってもらうか…うーんそれも難しい。
ちっ。理性くん書くの早すぎた。
高杉の「まあ、てめえがやらねえってんなら、俺が行ってやってもいいんだがな。」
この台詞を受ける形で、高杉x兎に持って行けばよかった。

とうとう制作途中の心境まで書くようになってしまった私を
どうか生ぬるく見守ってやってくださいw

グリーンさん&あーやんさん 

コメントありがとうございます!

◇グリーンさん

>あーやんさんの提供ネタですな!

バレたww
いや、そのまんまってわけじゃないんだけど。
突破口になりました!

>うさぎさん、高杉出さずにはいられないんだろうなって!

バレた(その2)
というか、困った時の高杉&桂ww
今回もね、最初は斎藤で書いてたの。
でも途中で煮詰まったのー!!

>うっかり高杉に惚れそうになるのー!危ない危ない!

いや危なくないからw
惚れていいからっ!(でもあげない)

>今日ね、オフなんだー♪

おおっ!
だから「ゆっくりコメできる」って言ってたのね

>続きを書く身としては、この時の兎のメンタルがどの段階なのか気になるっ

続きを書く人の事、一切考えてなかった(笑)
イメージとしては、別れから少し時間は経ってるころかな。
ちょっと落ち着いてはきた感じ?

>ちーさまがそっと見つめてるんだよね。

うん!
もうね、頭の中、ツダケンの声が響き渡ってるのww

>誰かが包み込んでる気配書くの上手いと思うんだ。
>高杉が死んだ後の話とか本当に泣けるもん。

素直にありがとう!と喜びます!
泣けるとか言ってもらえると、本当に嬉しい!!
ありがとう!!

>今日はゆっくりうさぎ小説が読めて本当に本当にうれしい。

うさぎ小説ww
でも、私もグリーンさんのストーカーしてると楽しい!
なんだろこの感じ。
いくらでも喋れる気がする。

>高杉が只者じゃないって言ってしまえばそれまでなんだけど。
>それだけじゃないよねきっと。

そうなのー
上手く表現できないんだけどね
ちーさまでさえ、高杉には一目置く、みたいな?
土方とはまた全然違うんだよね

>ちーさまだってもっとひどいこと言ってたじゃんw

いいの!ちーさまだもん!
ツダケンの声なら、何を言われても赦すww

>とうとうリレーに歴史が挟み込まれたかー。

ごめんー!!
とにかくなんとかグリーンさんにバトン渡したくって!
むりやり書いたような話なのでww
もちろん史実はまるっきり無視した設定ですので!
だいたい、この時期(いつ?笑)高杉が京にいるわけないしっ
なので吐血しないでっ

>でも続けられない自分に腹が立つ!!w

お互いさまじゃww(いい意味です)
私もグリーンさんのあと書くとき、胃痛がするもんww

>好きに…?
>総司「呼んだ?」

呼んでねえし

でも最近、総司出てないよね
いや、出られるような状況じゃないけどさ(汗)
ちょっと出してみようかな私

>ちっ。理性くん書くの早すぎた。

あははは!
それわかるー!!
あの話のリレーバージョン、書いてくれてもいいぜ!!
艶シーンもしっかりと!!!

>とうとう制作途中の心境まで書くようになってしまった私を
>どうか生ぬるく見守ってやってくださいw

熱湯かけたるww

◇あーやんさん

最初にお詫び。
ネタ、いただいてしまいました!ごめん!!

だって。煮詰まってたんだもんww

>うさぎさんの書く、男同士の会話(いいオトコ限定)って、本当カッコいいですよね。

ありがとう!!
ひたすら「いいオトコ」を目指してかいてますから!!
男同士の会話って好きなのー
なんか女にはできないやりとりがあるじゃないですか。
もう楽しくってしかたがない!!

>高杉って本人は知ってか知らずか、相手の今後を決定付けるような一言をサラッと言いますね。

うん。だって作者がエコ贔屓してるもの(断言)

>この高杉の言葉があったから、風間は兎と一緒にいることにしたのかなぁ(もう一度約束を より)

そこまで考えて書いてなかったww
でも、言われてみればそうかもしれないですね
これから京は戦乱に巻き込まれるし、ちーさまは兎を守りとおそうと思ったのかもしれない

>あぁ、今後の展開が気になるっ!

そこはグリーンさんにかかってます!
(何気にハードルあげてみたw)

>イケメン大奥では夏津が好きってありましたけど、私は新大奥しかやってませんが、九条が好きです♡

私ねー
九条って聞くと、どうしても「九条ネギ」が頭に浮かんでしまって(笑)
(九条ネギって、京野菜の一種でお葱のことです)

→うさぎさん 

ネタ、使ってもらえて嬉しいですー♡
本当に!
なんか、すごい!!
自分じゃ書けないから、こうやってお話にしてもらえるってなんだかすごい!←興奮

九条ネギ…
何を隠そう、私もずっとそんな感じで 笑
でも九条ネギ美味しいですよね!

あーやんさん 

>九条ネギ…
>何を隠そう、私もずっとそんな感じで 笑

やっぱり(笑)
なのでどうしても笑えてきて、九条ルートへは行けなかったww

NoTitle 

続き書いたーー!!ぜーはーぜーはー
http://green11984.blog.fc2.com/blog-entry-332.html

そうそう、うさぎさん。
最近コメントやら返信やら、とっ散らかってて訳わかんなくなってるけどさ。

>でも最近、総司出てないよね
>ちょっと出してみようかな私

私はちゃんと読んでるからね?w
別に次に出してとは言わないからさ!恋物語だって気になるし!

待  っ  て  る  (*^ー^*) ←ホラー

グリーンさん 

続きありがとー!!

>別に次に出してとは言わないからさ!恋物語だって気になるし!
>待  っ  て  る  (*^ー^*) ←ホラー

あ。
やっぱ覚えてたんだ(汗)
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